ニューアース・ビルダー・スクール~行動する愛の神智学

恐怖があなたを捕らえるとき

私たちが外の世界で何かの出来事に遭遇する時は、自分の中にある同じエネルギー、同じ波動が引き寄せるわけですが、詐欺に遭った時は、自分の中の何が反応したのでしょうか。何が引き金になったのでしょうか。

よく自分を振り返ることが大切でしょう。

自分の中の同情心だったかもしれない。「これで可哀想な人を助けられるなら・・・」 正常な判断力を曇らせるほどの同情心の裏には、あなたのどんな痛みがあるのでしょう。

中には、欲望を刺激された人もいるでしょう。「これは儲かる話だな・・・」 人より上手く儲けることを良しとする信条を持っているわけですね。

途中から相手の作り出す幻想の恐怖に飲み込まれて罠に落ちた人もいるでしょう。「大変なことになった。何でもいいから逃れたい・・・」 いったん恐怖にとらわれると、他の考え方はまったくできなくなってしまう。

以下のメールは、NBSのスクール生が詐欺に遭ったご自分の体験を綴ってくれたものですが、自分がいかに恐怖の”幻想構造体”を作り出し、簡単にそれにのみ込まれていったか、その経緯を分析されています。

「私はそんなものには引っかからないわ」と思い込んでいても、自分を見ていない・自分自身を知らない人には、恐怖の幻想構造体はいとも簡単に立ち上がり、覆い被さって周囲を見えなくさせてしまいます。

振り返れば、今回のコロナ・パンデミックもまさにそうでしたね。「コロナは怖い!罹ったら大変だ」という(政府や医学界、マスコミ総動員で作り上げた)恐怖があまりにも大きかったため、多くの人が、正常な判断力を保っていれば決して受け入れないはずの、治験も終わっていない、将来何が起きるかわからない未知のワクチンを率先して身体に入れてしまったわけですから。命を守りたい余りに、結果的に真逆の行為に走ってしまった。”恐怖”によって、理性のストッパーが外れてしまった。悲しいけれど何とも皮肉です。

恐怖は、動物としての人の深層意識を構成しています。本能ですから、まだ起きてもいない、真の脅威でないものに対しても、可能性を予期させるような小さな兆候があっただけで、私たちの想像力は巨大な恐怖のドラマ(幻想構造体)を作り上げ、自らその中に入りこんでしまいます。

人間の想像力とはつくづく諸刃の剣ですねえ。良きリアリティの創造にも大いに力を発揮するのに。

では、どうしたら”恐怖”を制御できるのでしょうか。

恐怖は低次の本能ですから、精神を鍛えて、より高い波動域の自分の識別力によってその中身を見切っていくしかありません。

そのためには常に、自分がどんなこと、どんな時に恐怖を感じるのか、自分自身の反応をチェックして、1つ1つ自分の中に原因を探っていくしかありません。その上で、冷静な状況下での自分の正しい判断力を用いて、恐怖の幻想を潰すことのできる知恵を自分の中に蓄えていくのです。一言で言えば、理性によって本能をコントロールするということですが(~_~;)

非常時においても、高次の自分の理性によって低次のエゴ欲望体や本能を統御できること、それは、セルフマスタリーの重要な基礎の部分でもあります。

セルフマスタリーの道に居る者は、日々、自分の意識の主体を(本能に支配される)肉体から精神体へ移す作業を行っています。それがそのまま、事前に恐怖を見抜くことと、いったん捕らわれてしまったとしても、そこからの早い脱却につながります。

○○さん、光のバトンリレーへの体を張ってのご協力、ありがとうございました(^_^)

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こんにちは。
気付きのレポートを送らせて頂きます。

意識の大幅改革の月となりました。
概要は学びの会でお話したものです。
出来事に対する自分の甘さや反省、改善点など、自責の念に潰されそうになりながらやってます。
ここでは気付きの方にフォーカスしてレポートしたいと思います。

*マゴコロ詐欺

(まどかより: 詳細は省きますが、詐欺グループの構成は海外在住の日本人、その弁護士、海外の宅配会社、海外の関税局職員と名乗る者たち。シナリオとしては、日本の貧しい施設に寄付をしたいという話にほだされ、代わりに寄付を行ってあげる代理人になることを承諾してこちらの住所氏名を渡してしまうと、途端に話は急転し、インターポールの捜査の対象になる違法な現金取引の犯罪者に仕立て上げられます。そして、それを解決するという名目でゆすられます。)

弁護士に住所を渡してしまった私に、女性からの荷物を送るという通知がくる。
荷物の写真と、既に発送したという通知が、宅配会社から届く。
(宅配会社にメアドが行ってるおかしさにも気付けない状態)
ここで主人と話をして、受け取り拒否を宣言し、各方面へメールする。
すぐにブロックすれば、この時点で終了。
しかし、私は心配になってしまい、次のメールを見てしまい、動けなくなってしまった。

荷物が○○経由で運ばれたが、通関費用が未払いである。
中を確認すると現金で違法である。
受取人の登録しかされていない。
次に宅配会社から、あなたは犯罪を犯している事になるので、このままだと、インターポールから手配がくる。
私たちが必要な書類を用意して助けるので指示に従うように、というシナリオ。
特徴は、外国の制度らしい事を全面に出してくる。
考える時間を与えず、とにかく急がせる。沢山の脅しめいたメールが届く中の、救いの宅配会社。

こんな分かりやすいお話なのに、この時点で恐怖に完全に飲み込まれて、冷静な判断ができず、家族には相談の前に、この事態をなんとかせねばと自分で解決を、という考えになってしまった。

警察の方が、こういった物は即時ブロックで大丈夫、それで何かあれば警察が対応します、との事。

引っ掛かる方はいないかと思いますが、回りの方にもお伝え下さい。

*弱点と恐怖

今回の出来事、これは私が作った訳です。おそらく私には必要な学びだったから。どうして、はじめのコンタクトで「繋がろう」なんて思ったのか、わからない。ここは大いに反省する所です。

辛く悲しい事はあっても、今まで生きてきて、恐怖を感じる事は殆どなかったので、恐怖というものがいかにダメージを与えてくるのかが、よくわかりました。
体の反応も如実で、意識が固まり、勝手に妄想を産み出し、呼吸が浅くなり、眠れなくなり、食欲も出ない。1日2日でしたが、フラフラになりました。
でも日常はこなさなくてはいけないし、と焦ってパニックだったんだと感じました。
弱点は、人を見捨てる事への罪悪感。ダーククリスタルがまた1つ、大きいのが出てきたと感じます。
これも手放し、光に返す。

*恐怖から抜け出す

私はこの恐怖から出なくては、と悪い妄想しか出ない頭で考え、
今に集中する、
丁寧に生きる、
を意識しました。
これはとても効果があり、楽になり呼吸もしっかり出来るようになり、ピラミッド瞑想が出来るまでに回復。恐怖の時には感じられなくなっていた自分がわかるようになり、平常心が戻りました。
見なきゃいいのにメールをチェックして、恐怖に引き込まれるを繰返す。
明日銀行へ行きますから、とじっちゃんに助けを求め眠りに入ると、目の前に扉。
わしに委ねなさい、という感じがしたけれど、それも信じられていない。
次の日、警察の方に話をする事が出来て、あっさり幕引きとなり、しばし呆然としました。
じっちゃん、ありがとう。
信じてなくてごめんなさい。

*幻想の世界

今回、幻想の世界を1つ作って壊した経験となりました。作っている時はもう催眠術のように、映画、バーチャルリアリティのスクリーンに入るやうに、あまり自覚がない。
登場人物にレッテルと思い込みを張り付け、自分の想像で動かしている事に気付かない。
私はその幻想の中で、必死に視点を上げよう、客観的になろうとしていた。

その幻想が消えた時、催眠術から覚めた感覚、詐欺で良かったと、かなりホッとしているおかしな状態。
そしてだんだん自分の世界が戻ってくる。
この幻想と一緒に、自分の世界の幻想もぼやけて、下にボトッと落ちる感覚。
私の意識の世界はお花畑、少し浮いていたのだった。
そこで、グラウンディングするのはこっちの世界だ、と感じた時、トーチを掲げるまどかさんがいるのがわかった。ここで会ってる。
そんなイメージを感じました。

自分が世界を作っている、という言葉が感覚的に腑に落ちた感じです。
周囲の人に、レッテルを貼り、自分を写してやりとりから感情を感じ、世界を構築する、全て自分、という事。
ククリヒメのメッセージを思い出した。
レッテル、思い込み、ジャッジを外してその人をフラットに見る。
これは基本でとても大事な事。

意識の変化があったとはいえ、私のリアリティは何も変化した訳ではないので、私はこのリアリティを幻想に包まず、そのまま見る、認識するようにして、この世界と一緒に進んで行けばいいんだ、と感じています。浮かないように心掛けながら。

*エゴとエゴでない自分

エゴの自分が、ずっと止めていたのに、そうでない自分は背中を押す感じがあり、行動してしまった訳なんですが、どちらの選択が良い悪い、ではない事に気付きました。
もちろん、絶対ダメな時もあるけれど、今回は得たものが多く、1つの体験ではあったと思います。

去年から、おぼろ気ではありますが、軸の自分の感覚を感じていました。
しかし、今回の事で、エゴの自分からの信用がガタ落ちとなり、2つの感覚が共存しているのが、なんかわかる変な感じです。

信じて疑う、という言葉も、エゴのサイドからこの言葉を理解すると、もっと物質的というのか騙す騙されないというのか、損得的な解釈として理解していた所が、私にあったのですが、そうでなくて、真の自分のサイドからの、もっと愛のある、ジャッジ的ではない理解が正解だったと、腑に落ちました。
うまく説明ができなくてすみません。

*今後にどう活かすか

今回、沢山の事を体験と共に学びました。
世の中の、例えばワクチンに関係したあちら側に加担している人を、私はもうジャッジしない、できない。
わかってやっていた人はともかく、良いと信じていた人達も私と同じようなものだと理解したから。
恐怖の中にいる人の事も、どれほど大変なのか本当によくわかったから、共感出来る、寄り添える。でもその恐怖は私のものではないので、引っ張られない事がとても大事。。
もしも強く助けを求められた時、自己判断の前に、その人の最善を見極める、。識別力が大事。
他人からの見解を求める事も重要
幻想の仕組みに触れたので、入り込まないというのか、没頭、盲信しないように、浮かばずにちゃんとグラウンディングできてるか心掛ける。

という意識になりました。
私の現実は何も変わりはしませんが、意識が大篆感したので、私の世界が変わってくるのかもしれません。

ルシフェルさんの授業だったのかわかりませんが、結構きつかった。
ピラミッドでは、相当集中できていたのか、沢山ビジョンが来た感じです。
アシュタルコマンドの小柄な女性かパッと思い出されたり、まどかさんのトーチに向かって、沢山の幻想の玉みたいなものが集まって来ていたり。あれはスクールの皆の世界の玉だったんでしょうか。

幻想に気付くとは、その中にいると、本当にわからない、そこから何らかの意識改革で、少しでも出たら、客観的に捉えられたらきっとよくわかる。
でも、多分また同じ意識で生活したら、元に戻ってしまうような事だと感じたので、気を引き締めていきます。
これをこれから、まどかさんが皆に伝えて行くんだと思うと、なんて愛ある行動だろう、道を切り開く勇気があるんだろう、本当に感謝の思いで一杯。
皆がきつい体験しなくて済むように学べるならその方がいいと私も追います。
言葉で伝えて行くのがとても難しそう。
学ぶ方も気を入れていかないと、地に足をつけないと。
幻想である自分の世界が悪いとかではなく、これは私が成長するために必要な世界。
私はこの世界を、ジャッジのないフラットな世界にしようとしているんだと思います。

今、私がこのように感じているこの世界もまた幻想、という思いを常に意識して行く新しいクセをつけたいと思います。
じっちゃんはじめ、上の皆々様方、サポート下さり本当にありがとうございます。

光のペンで、自分に出来る事で、貢献します、と書きましたが、これだったんでしょうか💦
でも、できればもう恐怖は勘弁願いたい(苦笑)

長くなりましたが、お読み下さり、ありがとうございました。

 

 

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