イニシエーション

変化を怖れずに

人にとっても、組織にとっても、進化とは変化だ。同じ状態にとどまってしまうことの方が望ましくない。

何故なら、魂で決めてきた道を懸命に進んでいるのであれば、意識はどんどん拡大し成長していくものだから。自らの波動の上昇と連動して。

意識の拡大とはどういうこと?

視野が広がり、より大きな全体像が見渡せるようになる。自分が目指してきた目標に関し、さらに高次元的な意義がわかるようになる。それと同時に、全体の中に存在する様々なもの、大きいもの、小さいもの、善と言われるもの、悪と言われるもの、様々なものの存在意義や役割にも思いが及ぶようになる。

意識が拡大し成長していくとき、より良く全体像が見渡せるように視点が上がっていく。そして、物事の捉え方がより深い理解に基づく調和的なものに変わっていく。

例えば、“大調和“という言葉は旧3レンジャーに軽く扱われたことを思い出すので少し躊躇があるが、対立を仕掛けてくる存在が現れたとしても、こちらの意識が拡大すれば、まさに大調和、対立し合うポジションを離れて調和できる地点を見出せるようになる。(もちろん、法的対処が必要ならば毅然としてそうすべきであって、泣き寝入りを勧めているわけではない。スピリチュアルな領域、意識の世界での在り方を言っている。)

相手は何故そういう行動を取るのかという相手への理解が進み、相手が囚われている制限思考や感情の牢獄が見えてくる。そうなると、相手に同情こそすれ貶める気持ちはなくなり、しかし、同時に相手を自分とは切り離してそれにふさわしい場所に置いて見られるようになる。自分の意識を対象から徐々に離し、相手によって太陽神経叢にかけられたフックを外し、自分を解放していくことができる。相手が存在しているのは知っているが、もはやそれには影響されないという確信に満ちた状態。相手はこの高みまで上がってこられない。相手を見抜く鋭い目は持ち続けるが、それを攻撃には使わない。包み込んでしまうというか、静かに意識の中から消していく。

さらに視点が上がれば、相手に対して、自分を内観するきっかけやさらに大きくなろうというモチベーションを与えてくれたことに関し、果たしてくれた役割に感謝できるようになる。もはや下へ降りて下の波動帯にいる相手と取っ組み合うことはない。視線は常に少し斜め上を向き、自分の大切な目標の新たなる意義を探し続け、次に上がっていくべき意識の段階にフォーカスしていられるようになる。

話を、変化・進化に戻そう。

組織を運営していると、時に「最初に決めた在り方からズレた」といって非難されることがあるが、人としても、組織としても、最初から全く同じ考え方、在り方を続けている方が好ましくない。何故なら、それは停滞につながっているからだ。

もちろん最初に掲げた究極の目標から逸れてしまっては元も子もなく意味を失うが、その大目標に至る道筋、用いる手段は、意識の拡大、すなわち個人の、グループの波動の上昇と共に、より洗練された効率の良いものに変わっていって当然だ。それこそ、全体を見渡す位置にいるリーダーの見識、視野の広さと、未来を見通す先見の明がそこで生きてくる。

意識が拡大すれば、取り組むミッションも大きくなっていく。より重要なものになっていく。私たちはこの世界というエネルギーの大海に存在している意識体であり、個の意識体、グループの集合意識体は周囲のエネルギー領域に常に影響を与えている。意識が拡大すれば、自分たちが与える影響も大きくなっていく。大きい石になるほど、水に落とされた時の波紋も大きい。少し動けば、周囲により大きな影響を与える存在になる。光の方向に向かって進んでいるとき、それを成長あるいは進化と呼ぶ。

地球に降りたあらゆる人間にとって究極の魂の目標とは、自分も含めた全体への善、宇宙の全てを創りたもう創造主への奉仕、ワンネスへの奉仕を体現することであり、それはどの宗教や信仰団体でも同じである。その道に忠実である限り、短期目標や用いる手段が変わっても良い。というか、上で書いた通り、意識の拡大に伴ってそれも変化・進化するのが自然だ。

参政党は何を目指しているのだろう? 日本国と日本人の安全と繁栄。しかし、当然、それだけではないだろう。日本さえ良ければいい、そんなことは党員の誰も思っていないだろう。その先には、地球と人類の大調和があることを皆が知っているだろう。

最近明らかになってきているのは、「日本人は古来、様々な民族が融合した統合民族である」という事実だ。であるから、創造主が「日本人が自分たちの真の歴史を思い出すことが最初の一歩じゃ」と繰り返し教えてくれるのだ。つまり、日本人にはこの先、地球上の民族を統合していく”大調和”という尊いお役目がある。それは地球と人類の次元上昇そのものを意味する。

参政党は今、意識を拡大させながら、日本を代表して、その大目標に向けてさらに大きく成長していく過程にある。

人が、組織が、正しく創造主と繋がっていれば、必ず内部から、ハートから、新鮮な新しいエネルギーの風が吹き上がってくる。変化をもたらすその風を怖れなければ、より高みへと舞い上がることができる。

成長する組織は脱皮する。古いエネルギーを解き放ち、古い殻を何度も脱ぎ捨てる。繰り返し浄化し、純化し、痛みの試練に耐えて、強靱な意識グループに成長していく。

そうして常に曇りを拭ってまぶしい光を放ち続ければ、その光に集まってくる人は増えていく。

参政党を光の灯台、新しい日本へ続く道を照らし出す灯台と見て、自分の一票を託す人は確実に増えていくだろう。

変化による進化。

それは宇宙のあらゆる存在にとって、祝福に満ちた必然である。

 

 

関連記事

  1. ニューアース・ビルダー・スクールの多次元体験

  2. 明かされる日本の古代史:預言者イザヤに導かれてやってきた古代ユダヤの人…

  3. 日本神界による立て替えの始まり:まず北から始めよ1(瀬織津姫のポータル…

  4. 国常立神様の思い「秋分の日の中道」

  5. スクール準備編:創造主プレ講義

  6. 夢を通じてハイアーセルフは叡知を降ろす

  7. 第3イニシエーション:個人的考察

  8. 2024年、日本復活の狼煙が上がる。

error: