AAルシフェル

垣根を越えていく子どもたち

(この記事には続きがあります。)

夢れぽです。今朝の夢です。

あまりに衝撃的だったので。書き残しておきます。

~~~~~

夢の中で。

私はコーちゃん(トイプー、ハイアーセルフはシリウスのユニコーン)と一緒に、自宅の庭で過ごしていました。

ふと気づくと、コーちゃんのそばに大きな黒い鳥が舞い降りていました。鵜よりも大きい、大型の鳥です。嘴が細く尖って湾曲しています。そう、まるでトキです。黒い羽には、細かな金粉を振りまいたような、丸い金色の点がびっしりとついています。

鳥はこちらを向いて、私を見つめました。

私はコーちゃんが嘴で突かれるのではないかと心配になり、こちらへ来るように呼びました。が、いつもはビビりのコーちゃんが怖がる様子もなく、鳥のそばを離れません。

次に気づくと、私の家の庭に、自転車に乗った子どもたちが大ぜい集まってきていました。小学生です。勝手に庭に入り込んで、次々に自転車を停めては、にぎやかに騒いでいます。どうやら私の庭に自転車を置いて、これから、垣根の向こうに広がる広大な原っぱへみんなで遊びに行こうとしているのです。

子どもたちはどんどんやってくるので、私の庭は自転車で一杯になってしまいました。

私は少し腹が立ってきました。庭の主がここに居るのに、どの子どもも一言も断らないからです。許可を得ないからです。勝手に好きなようにしていつのまにか家にも入りこみ、2階の窓から叫んでいる子もいます。

私は彼らに声をかけました。「どうして勝手に人の家の庭に自転車を停めるの? どこの小学校? 教頭先生に連絡しますよ(~_~;)」

彼らはちらっと私の方を見るものの、まったく気にする様子はありません。引き続き自転車でやってきては、庭に置いて、みんな、原っぱへ遊びに行ってしまいます。

私は、家の中にいる息子を呼びました。中学生くらいの息子が出てきました。彼に頼みました。「あなたは、あの子たちを知ってるでしょ。話をしてくれない?」と。顔の広い息子なら、その小学生たちを知っているはずだと思ったのです。

しかし、息子は彼らを見ても、知っているとも知らないとも言いません。

そのとき、私はふと気になって、コーちゃんと黒い鳥の方を振り返りました。彼らもそのまま庭に居たので、今、どうなっているでしょう?

すると、何と! 二人はそのままそこに居たのですが、黒い鳥の顔はトキではなく、黒茶色の犬の顔に変わっていました! 体はそのまま黒いコンドルのような姿なのですが、顔だけがダックスの子犬のようになっていたのです。黒い丸い目が、また私をじっと見つめていました。

その瞬間、私は移動していました。

庭のウッドデッキに、いつのまにか座っていました。

しかも、ウッドデッキには、何処から集まってきたのか、大ぜいの大人も腰を下ろしていました。私と並んで。芝生に足を着けて。

全員、大人で、男女入り交じっていました。

私はすぐ隣に座っている男性に話しかけました。この状況をどう思うかしら、と聞きたくなって。

すると、彼はごく自然に私に向かって言ったのです。

「これでいいんですよ」と。

その瞬間、私にはすべてがわかったのです! わかってしまいました!

一瞬にして、大量の自転車は私の庭からかき消えました。賑わっていた子どもたちの姿もかき消えました。

残ったのは、静かな庭で、ウッドデッキに座っている大人たちだけでした。

そして、私は目が覚めました。

そして、号泣しました。

・・・・・

・・・・・

大人たちは、、、親・・・だったのですよ。子どもたちの両親だったのです!

そして、、、子どもたちは・・・この世を去っていった子どもたちだったのです!

彼らは私の庭に集まり、そこから垣根を、2つの世界の境界を、越えていったのです。この世の自転車を私の庭に残して、垣根を抜けて、新しい遊び場へと、あちら側の世界へと、消えていったのでした。

そして、ウッドデッキに集まっていたのは、去っていく我が子を、最後に見送りに来た両親たちだったのでした。

すべてがつながった瞬間、私は号泣しました。この文章を打っている今も、思い出して泣いている私がいます。

亡くなった子どもたちが私の庭に集まり、そして、庭の垣根を抜けて、あちら側の世界、永遠の原っぱへと帰っていった。新しい遊び場へと去って行った。それを見送りに、両親たちが来ていたなんて・・・

何という夢でしょう!

自転車に乗って集まってきた元気な小学生たちは、あちら側の世界に旅立つ子どもたちだった!

ベッドの中で号泣し続けました。

あれほど多くの小学生が、亡くなったのでしょうか。これから亡くなるのでしょうか・・・

私は、最近はかなり世の中の出来事を俯瞰して見られるようになったので、涙を流すことも、もう、そうそうあるまいと思っていました。

しかし、間違いでした。私の涙は止めどなく流れます。幼くして去っていたあの子たちを思うと、哀れで、悲しくて、悔しくてたまらない。たとえ、彼ら自身の魂の選択だと言われても、どうしても、そう簡単には割り切ることができない。その考え方には慣れることができない。

それにしても、あの黒い鳥は何だったのでしょう? 誰だったのでしょう?

最初はトキの顔で、次に犬の顔に変わったその鳥は? トート? アヌビス?

天に帰る子どもたちを迎えに来たのなら、アズラエルさんのお使いかと思いましたが、違う感じがします。私には、ルシフェルさんのお使い・・・のように思えます。

ルシフェルさん、ルシフェルさん、この夢で私に何を伝えたかったの?・・・(;.;)(;.;)(;.;)

(トート:全身黒ければ、夢の鳥に良く似ています)

(アヌビス)

コーちゃんがその黒い鳥を最初から怖がらなかったのは、それが誰だか知っていたからに違いありません。

私がベッドからいつまでも起き上がれずに泣いていると、いつもは寝ぼすけなコーちゃんが先に起きて、私の顔に自分の顔をすりつけてきました。

彼もこの夢を知っているのです。彼も、この夢の中にいたのです。

~~~~~

という体験でした。

今もまだ衝撃が続いていて、思い出すと涙が流れます。

ただ、救いもありました・・・・・あったのです。

子どもたちは元気いっぱいだったこと。そして、たくさんの仲間と共に、楽しそうに境界を越えていったこと。

彼らには、暗さが微塵もなかったのです。

そして、もう1つ。

彼らの魂の両親たちは、「これでいいんですよ」と、私に言ったのです。

肉体の彼らは悲嘆にくれているでしょう。絶望のどん底にいるでしょう。

それでも、、た・ま・し・いの両親たちは、「これでいいんです」と、私に言ったのです。彼らは・・・知っていたのです。

それが、私へのレッスンだったのでしょうか。。。

この衝撃の中で、それだけが私の救いでした。

 

 

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